企業で働き続けるとそのスキルが評価され、管理職へと成長していきます。ただ、一般の社員と管理職では求められるスキルが違ってきます。ここでは新たに管理職に抜擢された方、管理職として何をしていけば良いのか迷いがある方に読んでいただきたい本5選を紹介します。
これらの本を読めばあなたに合うメソッドがきっと見つかるはずです。
管理職に求められるスキル別おすすめ本
1.人材育成・リーダーシップ
こうすれば必ず人は動く D.カーネギー
この本はD.カーネギーの不朽の名著と言われる。管理職には必須の一冊。
2.プロジェクトマネジメント
図解 これ以上やさしく書けないプロジェクトマネジメントのトリセツ
西村 克己
ストーリー(実際にあったできごと)とレクチャーに分かれていて読みやすい
3.チームの生産性向上(PDCA)
鬼速PDCA
冨田 和成
PDCAとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(対策)の4つの頭文字からとったマネジメント用語。経営コンサルタントや中小企業診断士などもPDCAをもとに計画を策定する。この本はPDCAを最大限活用する方法が詳しく書かれている
4.会議の生産性向上
ファシリテーションの教科書
グロービス、吉田 素文
ファシリテーションとは「会議やミーティングを円滑に進める技法」のこと。この本では議論の出発点と到達点を明確化すると共に参加者の状況を把握し、最終的に満足のいく合意形成または問題解決に結びつける手法を学べる
5.研修・自己研鑽
AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣
越川 慎司
リーダーとなる人は部下を動かすことも重要だが、自分自身の知識や人間性を高めていくことも要求される。自分を高める過程において「トップ5%リーダー」はどのような思考のもと行動しているのかがわかる1冊
6.経営サイドとの橋渡し
これについては本を読んで学ぶと言うより現場の空気を敏感に察知して対応する
自部署で行うべき業務と経営サイドから要求された業務とに隔たりがあったり、違和感を感じたときはそのまま自部署に持ち帰らず経営サイドとの話し合いを持つことが求められる。経営サイドは自部署の現状について正確に把握していないこともある。そんな場合、素早く隔たりを察知し、自部署に持ち帰る前に是正する能力も管理職の能力の一つであると考えられる
時には自部署の誰かやスタッフ全員に投げかけてみることもよい
ただ単に上からの指示を部下に伝えるだけが「管理職」ではないことを心に置いておくことが大切
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